忍者ブログ

投資競馬の学校

過去10年のデータを元に、競馬を様々な方面から分析し、データを公表しています。ヤフオクで分析したデータを大好評発売中です!

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

新 馬法の方程式

1点買い専用の資金マネジメント法として「馬法の方程式」を紹介した。
これを多点買いに応用した「新 馬法の方程式」を紹介する。

多点買いで追い上げ投資をするときに有効な資金マネジメント法である。



Xとかオッズ順位なる言葉が出てきたが
これを説明するには、例を出したほうがわかりやすい。

例えば、損失金1万円で、6倍、8倍、10倍の3点買いをしたいときを考えよう。

オッズの低い馬券から計算する!


まずオッズ順位は、オッズの高い順に並び替えた時の順位のこと。

10倍・・・1位
 8倍・・・2位
 6倍・・・3位

オッズの低いものから計算していくが
Xには、それよりオッズが低い馬券の投資金を入れていく。
具体的に見ていこう。

6倍の馬券 =(10000+)×1.3÷(6ー)≒4400円
8倍の馬券 =(10000+4400)×1.3÷(8-)≒3200円 
10倍の馬券=(10000+7600)×1.3÷(10-)≒2600円

となる。
8倍の馬券の投資金を算出するときは、Xには6倍の馬券の投資金を入れる。
10倍の馬券の投資金を算出するときは、Xには6倍と8倍の馬券の投資金を入れる。

ここで注意点だが
購入点数が最低オッズが上回ると、計算できなくなるので注意してほしい。

メリットとデメリット


多点買い用の資金マネジメント法としては
この方法以外にも「メビウスの方程式」などが存在する。
正直にいってしまえば、そちらのほうが投資金の膨らみを抑えらえるので
こちらの方法はオススメ出来ない。
数学的に見ても、新馬法の方程式は、最適な手法とは言えない。

ただ、メビウスの方程式は「比率数値」を計算しなければならず
手順も多いため、計算に手間取ってしまうのが難点だ。

それに対して、新馬法の方程式は
たった1つの式だけで投資金を算出でき覚えやすい。

確実な配分を行いたい人は、メビウスの方程式
楽に配分を行いたい人は、新馬法の方程式を使うのが良いだろう。

馬法の方程式

投資競馬が一世を風靡したのは、この方程式の影響が大きい。

馬法の方程式は、追い上げ投資で使う最も基本的な資金マネジメント法である。
外れ続けても、
1回でも当たれば、今までの損失金を回収し、かつ利益まで得てしまう画期的な計算式だ。
さっそく、その計算式をご覧いただこう。



これが馬法の方程式である。

例えば、単勝3番人気を追い上げている時
第10レースまでの損失金が10000円で
第11レースの単勝3番人気のオッズが3.0倍だったとしよう。

その場合

投資額=10000×1.6÷(3.0-1)=8000

つまり、8000円購入すれば
損失金を回収し、か利益を出すことが出来る。

実際、第11レースが的中していたら...

払戻金=3.0×8000円=24000円となり
今までの投資金18000円を上回る。

かなり有効な計算式なので、必ず覚えておいてほしい。

馬法の方程式の注意事項


馬法の方程式を使う上で、覚えておくべきことは

「×1.6」の部分は、「1.1以上」なら好きな数値に変えて良い。
 数値を大きくすると利益が大きくなるが
 その分投資額が大きくなるため、リスクが大きくなる。

オッズが2.0以下のものに適用すると、投資額が爆発的に大きくなる。

資金マネジメント法とは

資金マネジメント法は、資金配分法とも呼ばれ
投資競馬をする上で欠かせない技術だ。

「馬券が当たったのに、マイナスになってしまった」
という経験はないだろうか?
これを防止するのが、資金マネジメント法である。

言い換えれば
馬券が的中した時に、必ず儲かるように投資金を配分する方法である。

しかし、実は一言では言えないほど
資金マネジメント法は奥が深い。
「追い上げ投資用の資金マネジメント法」や「定額投資用の資金マネジメント法」など
実は様々な種類がある。

(1)追い上げ投資用の資金マネジメント法


「追い上げ投資用」ということは
今までの損失金を回収し、さらに利益も上げるための方法である。
1点買いであれば「馬法の方程式」などが有名だ。

さらに高度なものになると
・損失金を回収し、かつ目標利益を達成する方法
・損失金を回収し、かつ目標回収率を達成する方法
も存在する。
「目標利益獲得法」や「回収率自由設定法」などがそれにあたる。

(2)定額投資用の資金マネジメント法


「定額投資用」ということは
的中した際に、そのレースで確実に利益を上げる(トリマイにならない)ための
投資金を算出する方法である。
「メビウスの方程式」などが有名だ。

こちらも高度なものになると
・目標利益から投資金を算出する方法
・あらかじめ決めた投資予算から資金を配分する方法
が存在する。
「新メビウスの方程式」などがそれにあたる。