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投資競馬の学校

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オッズの矛盾を突く!矛盾理論とは②

前回は、矛盾理論についての概要を紹介した。
(前回記事 オッズの矛盾を突く!矛盾理論とは①

さっそくだが、矛盾理論の一端をご覧いただこう。

まず、単勝1番人気のオッズ(以下、単①オッズ)が2.5倍~2.9倍の場合を考える。
この場合、単勝上位人気の出現率と回収率はどうなっているか。
答えは

単① 出現率29% 回収率78%
単② 出現率20% 回収率79%
単③ 出現率14% 回収率82%
単④ 出現率 9% 回収率78%
単⑤ 出現率 7% 回収率76%

である。

ここで、単①オッズが2.5~2.9倍、これにどういう印象を持つだろうか?
簡単にいえば、普通だろう。弱くもないし、強くもない。
捉えどころがないと言っても良さそうだ。

では、ここでまた別の視点を取り入れてみよう。

単①と単②のオッズ差を考える


このオッズ差は
大きければ大きいほど単①の出現率が上がるのは、感覚的にも分かるだろう。

さて、ここで面白いことが起こる。

条件1 単①オッズ 2.5~2.9
条件2 単①②オッズ差が 3.0以上

この2つを同時に分析するとどうなるか?

条件1では、「単①は強くもないし弱くもないですよ」と言っておきながら
条件2では、「単①は強いですよ」と言っているのだ。

これはどう見ても矛盾していると思わないだろうか?
では、条件1と条件2を同時に満たすレースで
単勝上位人気の出現率と回収率はどうなっているか。
ご覧いただこう。

単① 出現率26% 回収率 68%
単② 出現率11% 回収率 68%
単③ 出現率13% 回収率 95%
単④ 出現率 8% 回収率 66%
単⑤ 出現率10% 回収率102%

何と、単②~単⑤の出現率は横並びである。
そして、単⑤の回収率は102%だから、買い続ければ儲けることが出来る。

オッズの矛盾を突けば
いとも簡単に儲かる馬券をあぶり出すことが出来る。

これが矛盾理論の威力である。

これは序の口に過ぎない


今回は、矛盾理論の入門編として
「単①オッズ」と「単①②のオッズ差」を例に説明した。
こんな単純な分析でも、回収率100%超の馬券を抽出できる。

では、応用編はどうなるのか?

単勝オッズと馬連オッズ であったり
単勝オッズと馬単オッズ など、考えうるものは多数ある。

まだまだ面白いデータはたくさんあるので、また紹介していきたいと思う。

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