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投資競馬の学校

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オッズの矛盾を突く!矛盾理論とは④

オッズの矛盾を見つけ儲けていく矛盾理論。

過去3回では
第1回 矛盾理論の説明
第2回 単勝オッズの矛盾
第3回 単勝オッズと3連複オッズの矛盾

を解説してきた。
第4回の今回は

馬連オッズと馬単オッズの矛盾


これをテーマにしていく。

まず馬連1番人気のオッズ(馬①オッズ)が2.9倍以下のレースを考えよう。
このとき、馬①が出現する確率をご存知だろうか。

答えは、33.7%である。

馬①が2.9倍以下のレースを考えてみると
強い馬が2頭いて、それに人気が集中しているのであろう。

これに次の条件を加えてみる。

馬単1番人気のオッズ(馬単①オッズ)が5.5倍以上


馬連では2強対決の様相を呈してのにも関わらず
馬単ではそうではない様相を呈しているケースだ。

これは、馬連と馬単オッズに矛盾があることを示している。

この場合、馬①の出現率は28.5%にも下がる。

これからも分かるように
たった1つのオッズを分析しているだけでは
レースの性格を正確にとらえることは出来ないということが分かるだろう。