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投資競馬の学校

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朝日杯FSを切る!②

前回の記事「朝日杯FSを切る!①」では、次のような結論を出した。

・単勝1番人気は弱め
・単勝2・3・5・7番人気が強め
・単勝9番人気以降は不要
であるということだった。

これを踏まえた結論としては
単勝②番人気~⑧番人気の7点買いが分かりやすい。

狙う馬券が決まれば、次は資金マネジメントである。
今回は、合成オッズを使った方法で配分してみる。

単②~単⑧のオッズを確認してみよう。

単②  5.1
単③  6.5
単④ 11.2
単⑤ 13.3
単⑥ 15.9
単⑦ 17.5
単⑧ 25.0

となっている。
どれが的中しても均等な払戻を得るには、どうすれば良いか。

まず合成オッズを確認する。
その結果、1.48となった。

つまり、どれが的中しても回収率が148%になるように配分できるのだ。


朝日杯FSを切る!①

先週、阪神競馬で行われた朝日杯フューチュリティステークス。
このレースを当学校の投資理論を用いて考えてみよう。

今回の記事では、単勝にのみ注目して考えてみる。

まずは、単勝高的中理論を用いて要らない馬を削除していこう。

単勝高的中理論とは、レース条件(競馬場、レース番号、距離など)をもとに
同条件で、過去10年にどのような出現傾向があるかを解析する。

商品を買っていただいた方のためにも
あまり詳しいパーセンテージは書けないのだが

阪神競馬の第11レースで行われた芝1600mのGⅠでは
・単勝1番人気よりも単勝2番人気が強い
・単勝5番人気の出現率も高い
・単勝9番人気以降は出現率0%
ことが分かる。

続いて単勝連鎖論を用いて、出現リズムを解析していこう。

単勝連鎖論とは、直近3レースに出現した単勝人気が
次のレースに与える影響を分析したものである。

朝日杯FSの直近3レースでは

 8レース 単勝4番人気
 9レース 単勝1番人気
10レース 単勝5番人気

の順で出現していた。
この場合
・単勝1番人気よりも、単勝2・3番人気のほうが強い
・単勝5番人気や単勝7番人気も強い
ことが分かる。

これら2理論の結論をまとめれば
・単勝1番人気は弱め
・単勝2・3・5・7番人気が強め
・単勝9番人気以降は不要
であるということだ。

ここから、どのように購入していくか。
次回以降解説する。

オッズの矛盾を突く!矛盾理論とは④

オッズの矛盾を見つけ儲けていく矛盾理論。

過去3回では
第1回 矛盾理論の説明
第2回 単勝オッズの矛盾
第3回 単勝オッズと3連複オッズの矛盾

を解説してきた。
第4回の今回は

馬連オッズと馬単オッズの矛盾


これをテーマにしていく。

まず馬連1番人気のオッズ(馬①オッズ)が2.9倍以下のレースを考えよう。
このとき、馬①が出現する確率をご存知だろうか。

答えは、33.7%である。

馬①が2.9倍以下のレースを考えてみると
強い馬が2頭いて、それに人気が集中しているのであろう。

これに次の条件を加えてみる。

馬単1番人気のオッズ(馬単①オッズ)が5.5倍以上


馬連では2強対決の様相を呈してのにも関わらず
馬単ではそうではない様相を呈しているケースだ。

これは、馬連と馬単オッズに矛盾があることを示している。

この場合、馬①の出現率は28.5%にも下がる。

これからも分かるように
たった1つのオッズを分析しているだけでは
レースの性格を正確にとらえることは出来ないということが分かるだろう。

オッズの矛盾を突く!矛盾理論とは③

矛盾理論の優秀性は、前回の記事で説明した。
(前回の記事 ⇒ オッズの矛盾を突く!矛盾理論とは②

今回のテーマは

単勝と3連複の矛盾を突く!


である。

矛盾の見つけ方は簡単だ。
単勝では〇〇なのに、3連複では△△だ
という状況を考えれば良い(〇〇と△△には真反対の言葉が入る)。

今回は、単勝上位3頭のオッズ3連複1番人気のオッズ
矛盾を分析してみよう。

3強レース解析する


単勝オッズを見て、これは3強レースだなと思うのはどんな時だろうか?
例えば、こんな時はどうか。

単①  2.0倍
単②  4.3倍
単③  6.6倍
単④ 14.0倍

これは明らかに3強レースだ。
なぜそうかというと単③と単④のオッズ差が大きいから。

ではここで、3強レースを
単③と単④のオッズ差が7.0倍以上であると定義しよう。

単③と単④のオッズ差が7.0倍以上のレースで
上位人気3頭の出現率と単勝回収率を見てみる。

◆3強レース
単① 出現率42.1%  回収率78.4%
単② 出現率23.2%  回収率87.6%
単③ 出現率15.2%  回収率86.7%

では、ここで矛盾を考えてみる。
3強レースなのだから、3連複1番人気(以下、3連複①)のオッズも低いはずだ。
実際、3強レースでは3連複①のオッズは平均6.0倍である。

ここで、3強レースなのに3連複①オッズが10.0倍以上であったとしよう。

これは明らかに矛盾だ。

単勝オッズでは3強レースなのに、3連複①オッズが10.0倍以上?
えっ、3強じゃないの?
となってしまいそうだ。

では、その条件を加えて分析してみよう。

◆3強レース+3連複①が10倍以上
単① 出現率35.7%  回収率72.6%
単② 出現率19.2%  回収率84.0%
単③ 出現率18.0%  回収率119.1%

なんと、単③の回収率が119.1%にもなっている。
つまり、このようなレースでは単③を買い続けるだけで儲かってしまう。
これが矛盾が生み出す効用である。

オッズの矛盾を突く!矛盾理論とは②

前回は、矛盾理論についての概要を紹介した。
(前回記事 オッズの矛盾を突く!矛盾理論とは①

さっそくだが、矛盾理論の一端をご覧いただこう。

まず、単勝1番人気のオッズ(以下、単①オッズ)が2.5倍~2.9倍の場合を考える。
この場合、単勝上位人気の出現率と回収率はどうなっているか。
答えは

単① 出現率29% 回収率78%
単② 出現率20% 回収率79%
単③ 出現率14% 回収率82%
単④ 出現率 9% 回収率78%
単⑤ 出現率 7% 回収率76%

である。

ここで、単①オッズが2.5~2.9倍、これにどういう印象を持つだろうか?
簡単にいえば、普通だろう。弱くもないし、強くもない。
捉えどころがないと言っても良さそうだ。

では、ここでまた別の視点を取り入れてみよう。

単①と単②のオッズ差を考える


このオッズ差は
大きければ大きいほど単①の出現率が上がるのは、感覚的にも分かるだろう。

さて、ここで面白いことが起こる。

条件1 単①オッズ 2.5~2.9
条件2 単①②オッズ差が 3.0以上

この2つを同時に分析するとどうなるか?

条件1では、「単①は強くもないし弱くもないですよ」と言っておきながら
条件2では、「単①は強いですよ」と言っているのだ。

これはどう見ても矛盾していると思わないだろうか?
では、条件1と条件2を同時に満たすレースで
単勝上位人気の出現率と回収率はどうなっているか。
ご覧いただこう。

単① 出現率26% 回収率 68%
単② 出現率11% 回収率 68%
単③ 出現率13% 回収率 95%
単④ 出現率 8% 回収率 66%
単⑤ 出現率10% 回収率102%

何と、単②~単⑤の出現率は横並びである。
そして、単⑤の回収率は102%だから、買い続ければ儲けることが出来る。

オッズの矛盾を突けば
いとも簡単に儲かる馬券をあぶり出すことが出来る。

これが矛盾理論の威力である。

これは序の口に過ぎない


今回は、矛盾理論の入門編として
「単①オッズ」と「単①②のオッズ差」を例に説明した。
こんな単純な分析でも、回収率100%超の馬券を抽出できる。

では、応用編はどうなるのか?

単勝オッズと馬連オッズ であったり
単勝オッズと馬単オッズ など、考えうるものは多数ある。

まだまだ面白いデータはたくさんあるので、また紹介していきたいと思う。

回収率が100%を超える馬券を集めた


当サイトでは、過去10年のデータを解析し
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定額投資で回収率100%馬券集

この理論は
全馬と単勝オッズ上位人気馬の単勝オッズを解析することで
回収率が100%を超える馬券を抽出したものだ。

この理論のバックボーンには矛盾理論がある。
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興味があれば、ぜひご覧いただきたい。